作品作り、彫りと摺り

東さん

友人からよく聞かれることは、一年でどれくらいできますか、との問いに東さんは、私が見本を作りましょうと作品作りに着手しました。

ところが、彫の方は何とか完成させたのですが、摺りでは24枚全てやれ(不良品)になってしまいました。

本人は悔しく、再度チャレンジすることを決意しました。

この摺りはバックのつぶしのぼかしも素晴らしいですが、猫のぼかしが大変でした。

胴体では2~3色のぼかしを入れ、頭だけでも何回もぼかしました。


川名さん

2枚の作品に同時にチャレンジしている川名さんは、2版とも彫り上げ、摺りに入りました。

普通は1作品づつ仕上げるのですが、私は毎日サンデーだといわれ、物凄い勢いでご自宅で彫り進めて来ました。

多少直しのチェックをしましたが、見事素晴らしい摺りを続けております。


オードリーさん

前回に続き2作目に取り組んでいるオードリーさんは、細い線の白抜きに入りました。

普通の考えですと細い線の彫り上げは難しいと考えますが、この白抜きはなんといっても難しい彫になります。太くすると思い通りの形が変わってしまい、いつも失敗する方が多いです。

この細い白抜きの線は、ある程度小刀の角度を立てて彫らないと、絵具がすぐに詰まってしまします。細い線を黒いべたの集中しているこの作品は、2丁のバレンをうまく使いこなさなければゴマ摺りになってしまいます。また、この小さなカーブは小刀が一番欠けやすく、一番苦労するところです。


木村さん

前回ご紹介した木村さんは、猪の版の校合摺りを終え、色分け、色注しも終え、最終段階の色版の彫りに入りました。

小刀も彫り進み、丸ノミに挑戦中です。


高橋さん

最近来られた高橋さんは、素晴らしい絵を描かれる才能の持ち主です。

自分の作品を木版画にしてみたいと、まず始めは練習彫りから入りました。

初めはなかなかうまくいかなく心配しておりましたが、私の彫り方をビデオに録り、ご自宅で優しいご主人様のアドバイスを受けながら美しい彫り方が出来るようになりました。

このまま基本通りに彫り進むことが出来れば、素晴らしい彫師になると思います。




木版画って本当に楽しいですね~☆彡\(^o^)/

Posted by:

Shiba

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